アマチュアにこそ真似してほしい!? 吉本ここねは“ゼクシオ13”が勢ぞろい【女子プロセッティング】
QTランク31位でレギュラーツアー前半戦出場権を持つ吉本ここね。今季はここまで7試合に出場して最高位は「アクサレディスin宮崎」の23位タイ。ここからリランキング突破にむけて上位フィニッシュ、ビッグポイント獲得を目指していく。 吉本ここねのクラブをのぞき見【写真】 そんな吉本のバッグを覗くと、契約するダンロップのツアーレップも“稀に見る”というセッティング。ドライバーからアイアンまで“すべて”がゼクシオの最新モデル『ゼクシオ13』でそろえている。 ゼクシオでそろえ始めたのは本格参戦1年目だった2019年のこと。最初はウッドがゼクシオ、アイアンがスリクソンと2種をミックスさせていたが、ゼクシオに統一した。「わたしには(スリクソンは)ちょっとハードだった。少し無理して振っていたのかな」。大会で吉本の様子を見ているレップの提案からゼクシオを握ると、すんなりスイッチした。 そしてゼクシオ13がリリースされると、ドライバーからウッド、アイアンまでガラリと変えた。「ヘッドが構えた感じから易しい。打感も易しい。プラス、ウッドもロングアイアンも球が上がりやすくなった」。これまでは球が上がらない苦手意識から4番ウッドを選んでいたが、ゼクシオ13では「多少のラフでも全然平気」と3番ウッドを入れることができた。 さらに、ウェッジはクリーブランドの最新モデル『CVX 2 ZIPCORE』を愛用する。「幅広でキャビティなので、アイアンからの流れが良かった。ほかのクラブはミスがそのまま出ちゃうけれど、これは拾ってくれるような感覚。難しく考えなくても、簡単に打てるようになりました」。今季のリカバリー率は66.66%、サンドセーブ率は61.53%で4位につけている。 ドライバーのヘッドスピードは約39m/sで、スピンは2300rpmほど。今季ドライビングディスタンスは214.71ヤード。ことドライバーに限れば、一般アマチュアにほど近いともいえるスタッツだ。“13の易しさ”こそ、アマチュアに必要なものなのかもしれない。 【吉本ここねのセッティング】 1W:ダンロップ ゼクシオ13(9.5度/フジクラSPEEDER NX 50S) 3,5,7W:ダンロップ ゼクシオ13(15,18,20度/フジクラSPEEDER NX 50S) 5,6UT:ダンロップ ゼクシオ13(23,26度/フジクラMCH 60S) 6I~P:ダンロップ ゼクシオ13(フジクラMCH) 50,56度:クリーブランド CVX2 ZIPCORE(N.S.PRO 950GH S) BALL:スリクソン Z-STAR XV