小野田工・化学が1・4倍、公立高校一般入試の出願【山口】
県教育委員会は26日、2024年度公立高校一般入試の出願を締め切った。宇部・山陽小野田・美祢地域の全日制では、小野田工・化学工業の1・4倍が最も高く、次いで宇部・普通と宇部工・電気の1・3倍。学力試験は3月6日に実施され、合格発表は14日午前10時。 同地域での定員割れは宇部商・商業など6校9学科。前年と比較して倍率が上がったのは、1・0倍から1・4倍となった小野田工・化学工業など5校7学科。 定時制は山口松風館・普通昼間部の午後が前年度から0・9㌽増え2・2倍の狭き門となり、午前も1・5倍となった。地元3校5学科には合計で149人が出願した。 県全体では、全日制の1次募集定員5584人に対して5811人が志願し、平均倍率は前年度を0・03㌽下回る1・04倍。志願倍率が最も高いのは防府商工・情報処理の2・2倍。前年度は2校1学科1コースだった2倍を超えた学校は同校のみ。一方で、定員割れは、28校3分校47学科1コースで、前年度の22校3分校45学科から増加した。定時制は総定員382人に対して222人が出願し、平均倍率は0・58倍。前年から0・01㌽低くなった。