愛らしいヒメサユリめでながら 福島県喜多方市熱塩加納町で「ぶらりウオーク」
「第18回ひめさゆりぶらりウオーク」は2日、福島県喜多方市熱塩加納町の宮川公園をスタート・ゴールに開かれた。参加者がヒメサユリを観賞しながら、初夏の自然を満喫した。 実行委員会の主催、市と喜多方観光物産協会、福島民報社の共催。県内外から約60人が参加した。約33万本のヒメサユリが咲き誇る「ひめさゆりの丘」や田園地帯などを巡る約7キロのコースを歩いた。「ひめさゆりの丘」では担当者がヒメサユリの特長や生育環境などを解説した。参加者は丘一面に咲くヒメサユリにカメラを向けていた。ゴール後は、実行委が熱塩加納産米のおにぎりと町特産のアスパラガスが入った団子汁を振る舞い、参加者をもてなした。 郡山市から夫婦で初めて参加した松浦俊夫さん(74)は「遊歩道から見られれば最高だったが、遠目でもかれんに咲く姿が見られて感動した」と話した。