日曜メインレースの注目激走馬…中山１１Ｒ皐月賞・Ｇ１
中山１１Ｒ・皐月賞・Ｇ１・馬トク激走馬＝アーバンシック 京成杯２着からの参戦になるスワーヴリチャード産駒は、母の父がハービンジャー、母方の祖母がディープインパクトの母であるウインドインハーヘアとダンスインザダークの配合馬「ランズエッジ」で、レガレイラとほぼ同じ血統背景をもつ。ただ走りの質は異なり、極上の切れ味が売りのレガレイラに対し、こちらはパワーあふれる爆発力タイプ。今の荒れた中山の馬場も苦にしないだろう。 【データで見る】馬トク激走馬に算出されたアーバンシックの血統、戦績 ３月２２日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、１週前、当週と横山武史騎手を背中に美浦のＷコースで３頭併せ。レースをイメージして外めからパワフルに駆け、最後もグイッと脚を伸ばした。 過去３戦では頭が高く、ややアゴが上がる走法だったが、首を使う走りに徐々に改善。推進も増したように映る。武井調教師は「精神面がものすごく成長。能力はあるので楽しみ」と期待を隠さない。中山２０００メートルの経験値もあり、前が引っ張る流れをスムーズに追走すれば、直線で猛然と追い込むシーンがあって驚けない素材だ。
報知新聞社
