ノロウイルス食中毒は例年11月から3月にかけて多発します。厚労省によるとノロウイルスは少量で感染するため、食品取扱者は自身の健康状態への注意が必要。下痢などの症状がなくなっても通常は1週間ほど、長いときで1か月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので、食品取扱者はしばらくの間、直接食品を扱う作業はさせないように、としています。 　また、ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い、それが口に入って感染することも。このため患者の吐しゃ物やふん便は乾燥しないうちに手早く処理し、処理後はウイルスが屋外に出るよう注意しながら部屋の換気をすることが必要などとしています。

------------------------------------ ■高越良一（たかごし・りょういち）　信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説