藤竜也「その気があったのかも」 40年前に共演・原日出子との秘話明かす
日テレNEWS NNN
俳優の藤竜也さん(82)が25日、出演する映画『大いなる不在』のプレミアム試写会に主演の森山未來さん、共演の真木よう子さん、原日出子さん、近浦啓監督と登場。40年前に共演した原さんとのエピソードを明かしました。 【画像】認知症の父を演じる藤竜也さん 映画『大いなる不在』(7月12日公開)は、幼い頃に自分と母を捨てた父親に息子が再会し、認知症で別人のように変わった父の真相を追っていくサスペンスヒューマンドラマ。藤さんは父・陽二を、原さんは陽二の妻・直美を演じます。 藤さんは自身の役柄について「認知症を患っている人だということで、私自身も毎日老いと相対しておりますので、この役は非常に入りやすいといいますか。とてもやりやすかったです」と振り返りました。
■原日出子、藤竜也との共演に「やらないわけにはいかないと」
原さんは、藤さんとの共演について「若いときに『ションベン・ライダー』(1983年公開)という相米慎二監督の作品でご一緒させていただいて、そのときの思い出がたくさんよみがえって、藤竜也さんにまたお会いできる、共演できると。ましてや妻の役なんてこれはやらないわけにはいかないと思ったんです」と思いを明かしました。 そんな、原さんの思い出に藤さんが「おいくつの頃でしたっけ?」と尋ねると原さんは「23歳です。外車の助手席に乗せていただきました」と明かしました。それに対して藤さんは「一度家にお送りしたことありますよね」と当時を懐かしみながら「多分、その気があったのかもしれない」と、笑みを浮かべました。