【バレー】石川祐希がセリエAを3位で終え、イタリアから帰国「今季はミラノと日本代表で役割が近いところもあった。代表活動でもいい影響を与えられたら」
バレーボール男子日本代表主将でイタリアセリアA アリアンツ・ミラノに所属する石川祐希が3日に帰国。羽田空港で報道陣の取材に応じた。 今シーズン、ミラノは過去最高のプレーオフ3位という順位でシーズンを終えた。石川自身にとってもイタリアのさまざまなチームで中心選手として戦ってきた中で過去最高順位となり、「目標としていた優勝は達成できず、悔しいシーズンだったと思いつつも、過去最高の成績を残せたことは嬉しく思う」と語った。ミラノではキャプテンの怪我でキャプテンマークをつけて臨んだ試合もあり、「これまでのシーズンと比べ、自分の立ち位置が日本代表と近いところもあった。イタリアでの経験がチームにいい影響を与えられたら」とこれまでのシーズンとの違いも話した。 同じく日本代表でイタリアでプレーする髙橋藍も所属のモンツァが準優勝と好成績を残し、日本人選手の2人がますます注目されたが、「決して僕ら2人だけの活躍ということではなく、日本代表の試合を見て関心を持ってくれた海外のファンの方もいた。髙橋藍選手も準優勝という成績を残し、他の日本代表選手も人気が上がっているので、もっとこれから面白い日本代表、日本のバレーボールが見せられるのではないか」と今後を見据えた。 同じくイタリアリーグに初参戦した妹で女子日本代表の石川真佑については、「初めてのシーズンで大変なこともあったと思うが、頑張っていた。しっかり得点を挙げていたので、そこは評価できるのではないか。プレーオフには行けなかったが、試合に出続けたことは 1 年目にしては素晴らしいことだと思うし、これからも彼女らしいバレーボールをしてくれたら」と語った。 これからつかの間のオフを経て、日本代表に合流することになるが、「自分の気持ちはVNLやパリ五輪に向かっているので、とにかく万全の状態で合流できるようにオフを過ごしたい。頭の中は既に代表モードになっているので、その準備をしっかりしたい」と今月開幕のネーションズリーグ(VNL)、7月開幕のパリ五輪に向け、意気込んだ。
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