大人にはイタイ「お年玉事情」やめどきはいつ?
大人になると、年始早々に待ち構えているのは、子どもたちへのお年玉の出費です。 子どもが成長していくのに対して、お年玉はどれくらいの年齢まであげたらよいのか、やめどきが分からない方もいらっしゃるでしょう。また、子どもの年齢や自分との関係性などにより、いくらお年玉をあげるのが妥当なのかと、判断に困ることもあるでしょう。 今回は、お年玉の相場や、お年玉のやめどきについて解説します。
子どものお年玉はいくらが妥当?
お年玉の相場は、おもに子どもの年齢で変わることが多いようです。 株式会社マイナビが男女504名に行った、「お年玉の相場は?甥や姪、孫に渡す金額、何歳まであげるかを調査」によると、表1のような結果が出ていることが分かりました。 表1
※株式会社マイナビ「お年玉の相場は? 甥や姪、孫に渡す金額、何歳まであげるかを調査」を基に筆者作成 表1より、0歳から大学生までと、お年玉をあげる年齢の範囲が広いことが分かります。お年玉をあげはじめる年齢にもよりますが、毎年の出費と考えると、家計への負担を感じる方もいらっしゃるかもしれません。 さらに年齢が上がるほど、お年玉の金額も高くなる傾向にあります。
お年玉のやめどきはいつか
子どもがいくつになるまでお年玉をあげるのかは、人によって異なります。そのため、何歳までお年玉をあげればよいかが分からないという方もいらっしゃるでしょう。 保険マンモス株式会社が行った「お年玉についてのアンケート調査」の「いつまでお年玉をあげますか?」によると、順位は以下の通りです。 1. 高校生まで(170人) 2. 大学生まで(156人) 3. 中学生まで(50人) 4. 小学生まで(25人) 5. 社会人以上(24人) 6. あげたことがない(75人) あげる年齢は、相手が学生である場合が大半を占めています。 また同調査において、反対に「お年玉をもらっていたのはいつまでですか?」という設問に対しては、以下のような結果になりました。 1. 高校生まで(220人) 2. 大学生まで(158人) 3. 中学生まで(54人) 4. 社会人以上(48人) 5. 小学生まで(19人) 6. もらったことがない(1人) 結果から、あげる側ともらう側の年齢がほぼ一致していることが分かります。つまり、自分がもらっていた年代まで、子どもへお年玉をあげている方もいらっしゃるのではないでしょうか。