【写真：産経新聞社】

　野球日本代表侍ジャパンは21日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のスーパーラウンド初戦でアメリカ代表と対戦。東京ドーム開催となった同試合は、侍ジャパンが9-1で勝利し、スーパーラウンドの初戦を白星で飾った。 【写真】侍ジャパン　プレミア12の出場選手一覧 　侍ジャパンは初回、3番・辰己涼介（楽天）の安打などで1死一、二塁のチャンスを迎える。しかし、4番・森下翔太（阪神）、5番・栗原陵矢（ソフトバンク）が打ち取られて無得点。その後、試合は膠着状態となった。 　均衡が破れたのは、5回だった。この回から隅田知一郎（西武）がマウンドに上がったが、アメリカの6番・コルビー・トーマスにソロホームランを浴び、先制を許した。 　それでも、侍ジャパンはその裏、7番・源田壮亮（西武）、8番・佐野恵太（DeNA）の連続安打で1死一、二塁の好機を作る。ここで9番・坂倉将吾（広島）が適時二塁打を放って同点。さらに、2番・小園海斗（広島）に2点タイムリースリーベースが飛び出し、逆転に成功した。 　さらに7回、相手投手の連続死球で1死一、二塁と再びチャンスを迎える。すると、2番・小園に3ランホームランが飛び出し、貴重な3点を追加。 　9回には1番・桑原将志（DeNA）の適時打、2番・小園にこの試合2本目となる2ランホームランが飛び出し、試合を決定づけた。 　投げては先発・髙橋宏斗（中日）が初回に3者連続三振を奪うなど、4回無失点の好投を披露。後を継いだ隅田は一発を浴びるも、北山亘基（日本ハム）、藤平尚真（楽天）は相手打線を無失点に抑えた。 　最後は横山陸人（ロッテ）が締め、9-1で勝利。日米対決を制し、大会連覇へ一歩前進した。