ウィルソンの空気入れ不要の3Dプリントバスケットボール、35万円
ケースも展示台もあって気軽に遊べないよ。 ケーキでもロケットのエンジンでも、超ツルツルの便器でも印刷できる3Dプリント技術。 【全画像をみる】ウィルソンの空気入れ不要の3Dプリントバスケットボール、35万円 いろんな素材が使えるプリンターの発展には目覚ましいものがあります。
バスケットボールも3D印刷
スポーツ用品メーカーのWilson(ウィルソン)もまた、空気入れ不要のバスケットボール開発に力を入れてきた企業。 その努力が実を結び、ついに「AIRLESS GEN1 BASKETBALL」が発売されることになりました。
試作品から製品版へ
素材はポリマーが使われ、伝統的なボールと同じく8枚のパネルが合わさったデザイン。でもよく見ると、8角形の格子状に印刷されています。 ドリブルした時の弾み方や、シュートした時の浮遊感はゴム製と同じ感覚とのこと。中がスッカスカなので空気抵抗がありそうですが、そうでもないんですね。
空気不要はメンテ不要
空気で膨らませるボールは、抜けたらまた空気を入れないといけませんよね。なので別途空気入れが必要。それに繋ぎ目が劣化すると空気漏れも起こって、新品を買うと余計な出費にもなります。 空気が不要なだけで、長く使えるようになります。
さすがに安くはない
カラバリは茶色と白と黒の3色があり、限定版でシリアル番号も入り、専用ケースとディスプレイ台、任意で3文字の刻印ができる革製タグも付いています。 なのでお値段は2,500ドル(約35万5600円)! もったいなくて遊べない、と思いつつ公式サイトを確認するとSold Out(売り切れ)の表示。 ボール単体で安くならないかなぁ? Source: YouTube (1, 2) , X, Wilson via NEW ATLAS
岡本玄介