【開幕特集】今季はクラブ創立30周年の節目の年。水戸ホーリーホックはチームに新たな風を吹き込んで過去最高成績を狙う|J2リーグ
2024シーズンの明治安田J2リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
2018年以降、昇格プレーオフには届かずも10位近辺の順位を維持していた水戸だが、濱崎芳己新監督の下で挑んだ昨季は、シーズン中盤からなかなか勝ち星を積み上げていけず、最終的には17位に終わり悔しいシーズンを過ごした。 濱崎体制2年目となる今季は、高卒新人と大卒新人を多く獲得。若手をチームに加えることで新たな風を吹き込もうとしている。まずは課題である失点の数を減らし、攻撃力をさらに増していくことで、今季こそは過去最高成績となる7位を超えていきたい。
注目選手紹介:安藤 瑞季
生年月日:1999年7月19日(24歳) 昨季成績:34試合9得点 昨季はプロ6年目にしてついに得点力が開花した。2018年にセレッソ大阪でプロキャリアをスタートさせて以降、なかなか多くのゴールを奪えていなかった安藤だが、水戸での2年目は34試合に出場して初のハットトリックを含む9得点6アシストを記録。確かな結果を残したことで大きく評価を上げる1年となった。 今季、エースストライカーとして期待される中、求めていきたいのは初の二桁得点。苦しい時にチームを救うようなゴールが奪えれば、自ずとその数字は伸びていくはず。得点源としてどれだけ存在感を高められるか注目だ。
注目選手紹介:前田 椋介
福島ユナイテッドFCやテゲバジャーロ宮崎で結果を残し、水戸に加入したのが2022年のこと。J2初挑戦となった年から水戸の中盤を支える存在として活躍し、昨季はチーム2番目となる38試合に出場して多くの勝利に貢献した。 インテンシティが高く、仲間と連動しながらのプレッシングでボールを奪えば、効果的な縦パスを入れることでチームに推進力をもたらすことができる選手。攻守に存在感のあるプレーを見せており、チームの柱の一人と言っていいはずだ。