ラツィオ、”不動の10番”ルイス・アルベルトが今夏の退団を表明「来季、僕はこのプロジェクトの一員ではない」
ラツィオのルイス・アルベルトは、今夏の退団をクラブに通達したことを明かした。 2016年にリヴァプールからラツィオに加入したアルベルトは、この8シーズンにわたって主力としてプレー。2018年から10番を背負ってきた同選手は、公式戦301試合に出場し、1度のコッパ・イタリア制覇や2度のイタリア・スーパーカップ制覇を成し遂げた。 今シーズンもここまで公式戦38試合に出場し、4ゴール7アシストを記録するアルベルトだが、マウリツィオ・サッリ監督からイゴール・トゥドール監督に代わってから、鎌田大地と立場が逆転して出場機会が減少傾向に。そして、昨年10月に延長した2027年までの現行契約を今夏に解消することになりそうだ。同選手は、自身がキャプテンマークを巻き、4-1で勝利した12日のサレルニターナ戦後に『DAZN』で明かした。 「来シーズン、僕はこのプロジェクトの一員ではない。クラブに退団することを申し出た。このチームから離れることは適切なことで、その時がやって来た。僕は契約解消を求めた。ラツィオから1ユーロももらうつもりはない。他の選手のためにサラリーを残しておくときだ」 なお、ラツィオでは昨夏に延長オプションの付帯する1年契約を締結した鎌田がトゥドール監督に今夏の退団の意思を伝えたとも報じられている。