リサイクルショップで2,200円で売られていたレゴが 純金だった…オークションで265万円で落札!
アメリカにあるリサイクルショップで当初約15ドル(約2,200円)で販売されていた“14金のレゴ”が、オークションで18,000ドル強(約265万円)で落札された。この出来事に、レゴファンたちからは大きな注目が集まっている。 【画像】リサイクルショップで見つかった14金のレゴ
「こんな価値があるものだなんて...」
お宝が眠っていたのは、アメリカ・ペンシルバニア州にあるリサイクルショップ「グッドウィル」。New York Timesによると、店の従業員が宝飾品が入った袋を整理していたところ、このレゴを見つけたという。 「こんな価値があるものだなんて全く思っていませんでした。ただ、小さな古いレゴの箱に入っていたんです」と、グッドウィルの電子商取引・技術担当副社長、チャド・スミスさん。 SNSには、金色のマスクのような小さなレゴピースの写真が投稿されている。レゴに詳しくない人から見ると、ただの少し変わった珍しいレゴとしか思わないだろう。スミスさんによると、この商品は当初グッドウィルのオンラインショップで14.95ドル(約2,228円)で販売されていたが、突然多くの人から高額の買取希望の連絡が来たのだという。 当時の出来事を「我々は、人々が1,000ドル(約15万円)で買うことができるかどうかを尋ね始めるまで、それがそんなに価値があるものだと思わなかった」とスミスさんは WPVI-TVに語っている。このレゴは後に、非常に珍しいバイオニクルシリーズのレゴの「Kanohi Hau」マスクであることが判明した。この14カラットのレゴが生産されたのは2000年代初頭に遡るといい、世界に30個しか存在しない非常に貴重なものだという。 さらに、そのほぼすべてが景品の一部であり、数個はレゴ社で働く人々に贈られたといい、スミスはKDKA-TVの取材に対して「それは景品で、確か25個が配られ、5個が実際にレゴ社で働いていた人たちのために残った。23年後、このうちのひとつが再び現れたことは、本当に驚くべきことです」と驚きを隠せない様子だ。