会見を行った神龍誠

　格闘技イベント「RIZIN．46」（29日、東京・有明アリーナ）で、イ・ジョンヒョン（21）と対戦する神龍誠（23）が、RIZINフライ級王者の堀口恭司（33）へのリベンジをもくろんでいる。 　27日に都内で行われた試合前インタビューには、青色に染めた新ヘアースタイルで登場。「ユニコーンカラーと言われるもので、今年は挑戦の色〝ブルー〟をテーマに決めている」とその意図を明かした。 　昨年4月の「RIZIN．41」で北方大地を下して以来、約1年間勝利から遠ざかっている。「早く試合をしたいという思いはある。負けるとどこか気持ちを引きずってしまうので、まずはしっかり勝ちたい」と勝利への執念を燃やした。 　そして見据える先にあるのは、昨年の大みそかで敗れた因縁の相手との再戦だ。堀口は次戦の「RIZIN．47」（6月9日、東京・国立代々木競技場第一体育館）でバンタム級に転向し、元ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティス（30＝米国）と再戦することが決定している。 　神龍は「（堀口が）リベンジするなら、階級を上げるだろうなと思っていた。ただフライ級には戻ってきてくれると思う」としたうえで「このまま試合数が少ない中で堀口さんがどこかへ行ってしまったら戦いづらくなる。なるべく早く、年内を目指していきたい」と意気込んだ。