クーマン監督(C)Getty Images

EURO2024ドイツ大会の予選第9節が開催される。日本時間19日開催の対戦カード、キックオフ時刻、各グループの見どころを紹介。

グループB

グループBでは第8節を終えて、既に6連勝で本大会行きを決めた首位のフランス（6試合消化、勝ち点18）以下、2位のオランダ（同6試合、勝ち点12）、3位のギリシャ（同7試合、勝ち点12）、4位のアイルランド（同7試合、勝ち点6）、最下位のジブラルタル（同6試合、勝ち点0）という状況。今節はオランダがホームでのアイルランド戦を迎える。 オランダは先月の2試合でフランスに敗れた後、前節のギリシャ戦を試合終了間際のフィルジル・ファン・ダイクの劇的PK弾により、1-0でモノにした。今回のメンバーにはそのファン・ダイクや好調の20歳MFシャビ・シモンズのほか、アヤックスの17歳DFヨレル・ハトなども招集。最終節は勝ち点3が見込めるジブラルタル戦だけに、ここが本大会出場への分水嶺となりそうだ。

グループD

グループDでは第8節を終えて、既に突破を決めた首位のトルコ（7試合消化、勝ち点16）以下、2位のウェールズ（同6試合、勝ち点10）、3位のクロアチア（同6試合、勝ち点10）、4位のアルメニア（同6試合、勝ち点7）、最下位のラトビア（同7試合、勝ち点3）という状況。今節はアルメリア対ウェールズ、ラトビア対クロアチアが開催される。クロアチアとの直接対決で1勝1分けと優位を保つウェールズは自力突破に向けて、まずは敵地でアルメリアから勝ち点3の獲得を目指す。最後の2戦でラトビア、アルメニアと対戦するクロアチアはW杯過去2大会ベスト4の地力を示して連勝して結果を待ちたい。

グループI

第8節を終えて全チームが8試合を消化しているグループIは、首位のスイス（勝ち点16）以下、2位のルーマニア（勝ち点16）、3位のイスラエル（勝ち点12）、4位のコソボ（勝ち点10）、5位のベラルーシ（勝ち点6）、最下位のアンドラ（勝ち点2）という状況。上位混戦の中、今節はスイス対コソボ、そしてイスラエル対ルーマニアの直接対決が組まれている。最終節にルーマニアとスイスが対戦するだけに、3位のイスラエルは今節のルーマニア戦が悲願の本大会初出場に向けて正念場の一戦となる。

第9節日程（11月19日開催）※日本時間

【グループB】 4:45 オランダ vs アイルランド 4:45 フランス vs ジブラルタル 【グループD】 18日23:00 アルメリア vs ウェールズ 2:00 ラトビア vs クロアチア 【グループI】 2:00 ベラルーシ vs アンドラ 4:45 スイスvs コソボ 4:45 イスラエル vs ルーマニア