台湾の検察当局が民衆党トップ・柯文哲主席を起訴と発表 賄賂受け取った罪や横領の罪で懲役28年6か月求刑
台湾の検察当局は、汚職の疑いで逮捕され勾留中の野党・民衆党の党首、柯文哲主席を起訴し、懲役28年6か月を求刑したと発表しました。 台湾の第2野党・民衆党の党首、柯文哲主席は今年8月、台北市長在任中に、企業側の陳情に応じて商業施設の容積率を大幅に増やして便宜を図り、賄賂を受け取ったなどとして汚職の疑いで逮捕されました。 台北の検察当局はきょう、柯主席を収賄の罪や、横領の罪などで起訴したと発表。懲役28年6か月を求刑したということです。 柯主席は今年1月の総統選に出馬し落選したものの、若者からの支持を集め、民衆党は立法院での議席数を伸ばし、議会のキャスティングボートを握る存在となっています。
TBSテレビ