都市型イベントに川上麻衣子「今年はずっと大阪にいてました」
都市型イベントのクリエイターの1人として参加
家具やインテリア、雑貨など暮らしに関わる120を超える大阪の店舗・企業が連携しインテリアをテーマにした都市型イベント「まちデコール」(主催:まちデコール実行委員会事務局)が今月7日から始まった。御堂筋周辺のインテリアショップなど街全体を会場にして15日まで行われる。参加クリエイターの1人には、女優でガラス工芸デザイナーの川上麻衣子(51)が名を連ねる。「大阪市中央公会堂」(大阪市北区)で行われたオープニングイベントに川上が登場。近況など話を聞くと、今年は大阪とも様々な縁があったそうだ。 【動画と拡大写真】大阪・箕面「もみじの天ぷら」ってどうやって作ってるの?
インテリアをもっと楽しむためのイベント
まちデコール2017は「HOME!SWEET HOME!(やっぱり今日は家に帰ろう)」をテーマに、インテリアだけではなく、音楽やファッション、アートなど、インテリアをもっと楽しむための要素を取り入れた展示イベントやワークショップなどが各店舗で行われるもので、今年で5回目の開催。それに先立ち「大阪市中央公会堂」でファッションショーなどのイベントが行われ、大勢の参加者らでにぎわいをみせた。 開催に先立ち、小川貴一郎実行委員長は「衣食住の住はすごく大事なことだと思うんですね。日本の経済を発展させる、伸びしろがいちばん残っている部分だと思います。そのためには僕たちが啓蒙することも大事なんですけども、やはり一般市民の方がインテリアっておもしろそうだなとか、そういうことを感じて頂かないといけない」とあいさつ。 また「インテリアだけでなく、それは他の業界と重ね合わせることで、広がっていくんじゃないかと思います。インテリアでファッションを飾りつけようとか、インテリアで食を飾りつけようとか、違う業界とコラボレーションさせることが実はインテリアの良さがいちばん伝わるんじゃないかなと思います」と続けた。
ガラスデザイナーとしては今年で12年
会場には女優の川上麻衣子も姿を見せており、彼女はガラス工芸デザイナーの顔も持つ。そこで取材を申し込んでみると、快く応じてくれた。 「(ガラスデザイナーとしての)最初の個展は2005年だったので、今年で12年になります。2年に1回、個展をやっていて、今年も銀座の松屋でやらして頂いた。最初は吹きガラスから始め、自分で吹いてたんですけど、途中からはデザインだけをしています。『川上麻衣子のガラスデザイン展』ということで、飾るものというよりは、実用的なものを作っています。(イベントでは)私は実行委員長の小川さんと友達で、私は缶バッチのデザインをしています」 また、大阪市中央区のYES THEATERで「だんじり囃子」(13日~17日)という人情芝居の公演に出演するそうで「ちょうどお芝居をやるので、オープニングの日はたまたま大阪にいて顔を出しました。渋谷天外さんとかと一緒にやらせて頂きます。今回のイベントとは正反対のものです」と川上は話す。
マダム信子の半生演じ「大阪にずっといてました」
さらに、今年は長く大阪にいたそうだ。「マダム信子さん(箕面市の洋菓子店オーナー)の半生を私が本人を演じて映画を1本撮ったんですね。今年の12月に箕面の映画館で先行公開で、そのあと全国公開予定です。そんなこともあって、大阪にずっといてました。大阪は新歌舞伎があったり、わりと長く滞在することがあるので、せっかくなので美味しい物をたくさん食べて帰りたいです」と笑顔で話していた。 (文責/フリーライター・北代靖典)