残留か、退団か…来夏で契約満了のカルバハル、レアルは去就の判断を本人に一任?
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルの去就に注目が集まっている。11日、スペイン紙『アス』が伝えている。 現在32歳のカルバハルはレアル・マドリードの下部組織出身で、2012-13シーズンにレヴァークーゼンでプロデビューを飾った。2013年夏に慣れ親しんだクラブに復帰すると、すぐさま右サイドバック(SB)の主力に定着。ここまで公式戦通算421試合の出場で13ゴール64アシストをマークし、6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数多くのタイトル獲得に大きく貢献している。 今シーズン開幕前にはクロアチア代表MFルカ・モドリッチに次ぐ第2キャプテンへの就任が報じられたカルバハルだが、レアル・マドリードとの現行契約は2025年6月30日まで。契約満了まで1年を切っていることから、その去就に注目が集まっている。 報道によると、レアル・マドリードはカルバハルの去就について、モドリッチやスペイン代表FWルーカス・バスケス、同DFナチョ・フェルナンデス(現:アル・カーディシーヤ)、元ドイツ代表MFトニ・クロース氏らと同様の対応を取る方針を決めているとのこと。すなわち、去就に関する判断は選手側に一任されており、仮にカルバハルが残留を望んだ場合には、契約期間を2026年6月30日まで1年間延長することになるという。 なお、トップチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はカルバハルを依然として重要な戦力と見なしており、フロレンティーノ・ペレス会長らクラブ幹部とともに来夏以降の残留を望んでいるという。当の選手本人もレアル・マドリードでのキャリア継続に意欲を示しており、現時点では契約延長の可能性が高いようだ。 今シーズンもここまで公式戦5試合に出場するなど、主力として活躍し続けているカルバハル。本人の決断に注目が集まる。
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