イタリア・ダービーはドロー決着。鎌田大地フル出場のラツィオは敵地で敗戦 | セリエA第13節 結果まとめ
セリエA第13節が現地時間11月25日~11月27日に行われた。 【動画】ミランのカマルダがセリエA最年少デビュー
ユヴェントス対インテル
2位のユヴェントスが勝ち点2差で首位のインテルをホームに迎えたイタリア・ダービーは今節の最注目カードに。一進一退の序盤戦から徐々にペースを握ったのはインテルだが、27分に先制したのはユヴェントス。ショートカウンターからボックス左のフェデリコ・キエーザが折り返すと、このボールを正面で合わせたドゥシャン・ヴラホヴィッチがダイレクトシュートを流し込み、ユヴェントスが先制する。 それでも、インテルは33分にすぐさま追いつく。右サイドで仕掛けたマルクス・テュラムがクロスを入れると、これをダイレクトで合わせたラウタロ・マルティネスがゴール左にシュートを突き刺し、1-1とする。両ストライカーのゴールで1-1のまま迎えた後半はインテルが攻勢の時間を長くつくるも、ユヴェントスも集中した守備でそれ以上の失点を許さず。好調同士の一戦らしく両者譲らず、勝ち点を分け合った。
サレルニターナ対ラツィオ
10位のラツィオは最下位のサレルニターナとのアウェー戦に臨んだ。日本代表戦でゴールを挙げるなど好調をアピールしたラツィオの鎌田大地は4-3-3のインサイドハーフとして、リーグ9試合ぶりに先発した。そのラツィオはボール保持率を高めていくと、39分にチーロ・インモービレが獲得したPKを自ら沈めて先制する。しかし、後半に入ると、55分にグリゴリス・カスタノス、66分にアントニオ・カンドレーバにネットを揺らされて逆転を許す。その後、同点弾を目指したラツィオだがそのまま敗戦。鎌田がフル出場した中、リーグ3試合未勝利となった。
そのほかの試合
6位のフィオレンティーナをホームに迎えたミランは、前半アディショナルタイムに獲得したPKを自ら決めたテオ・エルナンデスのゴールを守り切って勝利し、3位の座をキープ。なお、この試合ではミランの15歳FWフランチェスコ・カマルダが83分からの途中出場でセリエA最年少出場記録を更新した。4位のナポリと5位のローマもそれぞれアタランタ、ローマに勝利し、順位をキープしている。