最後の住宅の解体進む 熊本・五木村のダム水没地
熊本朝日放送
川辺川に国が計画するダムの水没予定地で移転対象となっている最後の住宅の解体が進められています。 熊本県五木村の水没予定地は、かつての村の中心部で、ダム計画に伴い549世帯が移転の対象となりました。 高台に整備された代替地や村外への移転が進み、水没予定地に1軒を残すのみとなった後も、「できる限りここで暮らしたい」とこの住宅で夫婦が昔ながらの暮らしを続けました。 川辺川ダム砂防事務所によりますと、この住宅が解体され土地の引き渡しなどが終わると、対象となった549世帯全ての移転が完了します。