福井ナイター陸上、パリ五輪選手の凱旋に期待 8月30・31日…世界選手権へハイレベルな争い
福井陸協は、8月30、31日に開く第6回ナイター陸上競技会「アスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ」に招待する選手の旅費、宿泊費や活動支援金300万円をクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で募っている。8月25日まで。 【写真】昨年の福井ナイター陸上男子100m決勝 競技会は、福井市の9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で開かれる。これまでの大会では、国内トップ選手が複数の日本新記録を樹立。世界陸連ランキングのポイント対象となる日本グランプリ(GP)シリーズに指定されている。 今回はパリ五輪出場選手の凱旋が期待される。また、来年9月に東京で開かれる世界選手権に向けた初の選考会となり、トップ選手による「9.98カップ」はよりハイレベルな争いになることも見込まれる。 9.98カップは両日開催。初日に▽男子やり投げ▽男子砲丸投げ▽女子ハンマー投げ▽女子やり投げ―を実施。二日目は▽男子100メートル▽男子800メートル▽男子110メートル障害▽男子走り幅跳び▽女子100メートル▽女子800メートル▽女子100メートル障害▽女子走り幅跳び―を行う。音楽やMCを駆使したエンターテインメント性にも力を入れる。 クラウドファンディングは3千円から支援できる。一定額以上を支援すれば、選手の活躍を間近で観戦できる特典がある。ほかにも優勝選手のサイン色紙やサイン入りシューズ袋、補助員体験、オリジナルグッズなどの特典を用意している。詳細はミラカナホームページ。 また、スポーツによる地域活性化を目指す官民組織「福井県スポーツまちづくり推進機構」は、ふるさと納税を活用した応援制度でアスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイを採択。スタンド観戦チケット(1口8千円)などの返礼品を用意して、8月20日まで寄付を募っている。
福井新聞社