【動画解説】週明けは晴れて暑く 内陸は急な雷雨に注意 週後半は蒸し暑さ増す
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きょう（日）は四国で梅雨入りの発表がありました。週明けは晴れる所が多く日中の気温は30℃近くまで上がる所が多いでしょう。週の後半はそのほかの西日本や東日本の太平洋側も前線の影響で雲が広がりやすくなりますが、晴れ間もあって蒸し暑くなってきます。熱中症にご注意ください。関東など雨雲がかかるのは沿岸部の一部で、梅雨入りとなるのはもう少し先になる可能性があります。
南の海上の前線や低気圧の影響で、西日本の太平洋側を中心に雨雲が広がっていて、四国など局地的に雨の強まっている所があります。 きのう（土）は九州南部で梅雨入りとなりましたが、きょう（日）は四国で梅雨入りの発表がありました。四国では今夜にかけても断続的に雨が降るため、土砂災害などに注意が必要です。雨雲が次第に東へ移っていき、夜は関東でも雨が降りやすくなるでしょう。
あす（月）の朝にかけては東海や関東、北日本を中心に雨となりますが、日中は天気が回復して晴れ間が戻ります。ただ、日差しが出ても、午後は山沿いや内陸を中心に急な雨や雷雨にご注意ください。
火曜日と水曜日も晴れる所が多く、さらに気温が高くなります。火曜日は名古屋や岡山では30℃、甲府で31℃など真夏日になる所もある見込みです。水曜日は新潟でも29℃まで上がるでしょう。気温が上がると、午後は内陸や山沿いを中心に雷雨が起こりやすくなるので、天気の急変にご注意ください。
四国は水曜日になると梅雨空が戻るものの、近畿から関東にかけては週の後半も雲が多めながら晴れ間の出る日もあり、日中の気温は30℃近くまで上がるでしょう。湿度が高くこれまで以上に蒸し暑く感じられそうです。熱中症にご注意ください。15日（土）から16日（日）にかけては雨の所が多くなりますが、17日（月）には晴れ間の戻る所が多くなる見通しです。ただ、この週の中ごろから太平洋高気圧が張り出してきて、本州付近に梅雨前線が北上する見通しです。関東などは梅雨入りが遅れても、雨への備えをしておきましょう。
沖縄や奄美はこの先一週間は梅雨空が続きますが、梅雨も終盤です。梅雨末期の大雨となるおそれがあるので、雨の降り方に注意が必要です。 （気象予報士・及川藍）
