宇宙ロマン広がる 7日から鳥取砂丘イリュージョン
冬の鳥取砂丘をイルミネーションの光で彩る「鳥取砂丘イリュージョン」(実行委員会主催)の試験点灯が5日夜、鳥取市福部町湯山の鳥取砂丘であった。テーマは昨年に続き、鳥取県が地域産業化を目指す宇宙事業で、今年は特に月面に焦点を当てた。45万球以上の発光ダイオード(LED)電球を使用。7日に開幕し、22日まで毎日午後6時~同9時に点灯する。 砂丘入り口の階段脇斜面(横幅30メートル、高さ14メートル)に、かぐや姫や餅つきをするウサギのほか、宇宙船や月面探査車、宇宙飛行士などのオブジェを設置。宇宙産業という新たな砂丘の魅力をPRする。 落合久美事務局長は「夢とロマンを追いかける鳥取砂丘をぜひ見に来てほしい」と話した。 たこ焼きやお汁粉など9台のキッチンカーが並ぶ飲食ブースのほか、抽選でクーポン券などが当たるクイズラリーも実施する。土、日にはJR鳥取駅と砂丘会館(同市福部町湯山)を結ぶ有料のシャトルバスが運行される。
日本海新聞