トーナメント図

　サッカーの第１０３回全国高校選手権長崎県大会は１９日、大村市古賀島スポーツ広場などで開幕する。３２校が出場。トーナメント戦で１枚の全国切符を懸け、熱い戦いを繰り広げる。 　１９日に１回戦、２０日に２回戦、２６日に３回戦、２７日に準々決勝、１１月３日に準決勝を実施。長崎総合科学大付や国見などシード８校は３回戦から登場する。決勝は１１月１７日午後０時４０分から諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で行われる。 　前回大会決勝は長総大付が国見を３－１で下して２年ぶりにＶ奪回。今年は節目となる１０度目の優勝を狙う。雪辱を期す国見は２年ぶりの頂点を目指す。過去１０年間では、長総大付が７回、長崎南山、創成館、国見が各１回ずつ優勝旗を手にしている。 　１月の県新人大会決勝は国見－長崎日大、６月の県高総体決勝は国見－長総大付の顔合わせで、いずれも国見が制した。県高総体で佐世保実が初めて４強入りするなど、近年は各校の実力が接近しており、今大会も接戦が続きそうだ。 　優勝校は１２月２８日に東京・国立競技場で開幕する全国高校選手権に出場する。