半導体企業の集積など影響…新たに12交差点が熊本県の主要渋滞箇所に
熊本朝日放送
新たに12交差点が熊本県の主要渋滞箇所に追加されました。 頭を悩ませる渋滞問題。国土交通省や熊本県などが16日、対策を話し合いました。 国交省などは2013年、県内309交差点を主要渋滞箇所として選定。その後、バイパスの整備や交差点改良などを重ね、今年9月までに崇城大学前やミルクロード入口など36カ所を解除していました。 しかし近年、TSMCの進出をはじめとする企業進出が相次いでいることや、居住エリアの変化などにより、新たな渋滞が発生しているとして追加調査を実施。主要道路の場合、同じ交差点での信号待ちが2回以上となる箇所などを「渋滞有り」と定義したところ、本田技研工業入口、菊陽町曲手、空港入口などの交差点12カ所が該当し、主要渋滞箇所に追加することを決定しました。 国や県、自治体などは通勤バスの運行などソフト対策に加え、TSMC熊本工場前を走る県道大津植木線の多車線化、中九州横断道路の合志インターチェンジへのアクセス道路の整備を、2028年度までに完了するなどして渋滞対策を進めるとしています。