ワタミとローソン、商品配送トラックの「物流シェアリング」を開始

ワタミとローソンは商品配送トラックの「物流シェアリング」を4月6日から開始すると発表した。

ローソン店舗への商品配送を行っているトラックの非稼働時間を活用して、ワタミが運営する「ワタミの宅食」の商品を埼玉県東松山市の製造工場から首都圏（東京都・埼玉県）の営業所約20カ所へ配送します。

配送トラックのシェアリングを行うのは、一時的な実験を除き両社ともに今回が初だという。物流の2024年問題に対して、業界の垣根を超えた連携をすることで持続可能な店舗網の構築を目指していくとのことだ。

■概要

＜協業内容＞ ・開始日および実施日：4月6日から開始し、土曜・日曜・祝日に限定して実施 ・対象地域：東京都、埼玉県の営業所約20カ所 （同エリアで土日祝に稼働している営業所総数は約100カ所） ・配送時間帯：夜間から早朝にかけて ・対象となる商品数：約3,200食／1日平均

スキーム（イメージ図）

＜今回のスキーム＞ 「ワタミの宅食」の物量が減る土日祝に関して、埼玉県三芳町を物流拠点としているローソン車両で、東松山市の製造工場にて商品を積み込み、「ワタミの宅食」の対象となる営業所へ配送。

配送エリアイメージ

＜配送エリアイメージ＞ 土日祝について、ワタミの配送網＋ローソンの配送網を活用して、各営業所へ配送