ウィーラーがあと5人でノーヒッター逃す 相手は今季完封負け7度のWソックス
◆米大リーグ フィリーズ―ホワイトソックス(20日・米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク) フィリーズのザック・ウィーラー投手が20日(日本時間21日)、本拠のホワイトソックス戦で8回1アウトから安打を打たれて今季2人目のノーヒッターはならなかった。 4回までの12アウトのうち8個を内野ゴロに仕留めたが、5回以降は三振が増え計8個。相手が開幕3勝16敗でうち7度完封負けしているホワイトソックス相手だけに期待が高まったが、8番のリーに106球目を右前に弾き返され降板した。 5月に34歳となるウィーラーは今季が契約最終年で3月に3年1億2600万ドル(約190億円)で2027年まで契約を延長した右腕。平均年俸4200万ドルは契約延長分に限定すればメジャー史上最高額になるという。最近3年連続2ケタ勝利を挙げ、特に21年は247奪三振でタイトル獲得。昨季はゴールドグラブ賞に初選出。また。ポストシーズンでは3勝0敗と大舞台での強さにも定評がある。 ただ、今季は開幕4試合投げて好投するも白星につながっていなかった。
報知新聞社