杉玉が真新しい緑色に フレッシュな味わいの新酒に来店客「幸せ」 岐阜県高山市
1/6
新酒の出来上がりを知らせる新しい杉玉が2日、高山市の造り酒屋に掲げられました。 高山市上三之町の古い町並にある舩坂酒造店では、蔵人が軒先に1年間つるされていた茶色い杉玉を慎重に下ろし、直径約80センチ、重さ約80キロの真新しい緑色の杉玉を担ぎ上げて掛け替えました。 続いて、杜氏や蔵人らがそろって飛騨地方の祝い歌「めでた」を唄い、外国人観光客も参加して祝い樽の鏡開きが行われ、新酒の完成を祝いました。 新酒は特製の升で振舞われ、来店客が舌鼓を打っていました。 ※来店客 「おいしいです」 「香りもすごく豊かで、新酒を味わえたのが幸せです」 ※舩坂酒造店 社長 有巣弘城さん 「うまみと甘みが口いっぱいに広がるフレッシュな味わいです。ぜひ地域の皆さまも楽しんでいただければ」