アーセナルとリバプール、ユベントス所属のトルコ代表MF獲得を巡って争う?「間違いなくトップクラス…」
アーセナルとリバプールは、セリエA・ユベントスに所属するMFケナン・ユルディズ獲得に向けて争う可能性があるようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間28日に、なぜプレミアリーグの名門クラブが同選手獲得を検討しているのか、そして移籍が実現する可能性について報じている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング 現在ユベントスに所属するユルディズは、まだ19歳でありながら今季リーグ戦9試合に出場して2ゴール2アシストを記録。22年9月には、英紙『ガーディアン』が主催する有望な若手をまとめたネクスト・ジェネレーションで紹介されるなど、注目を集めている若手有望株のうちの一人だ。 昨季も27試合に出場して2ゴールを記録しており、すでにセリエAでも屈指の名門であるユベントスというクラブで地位を確立しつつある。同クラブにとっても今後の活躍が期待される選手だが、プレミアリーグのリバプールとアーセナルが獲得に関心を示しているようだ。 同メディアによると、「アーセナルはユルディズを高く評価しており、ブカヨ・サカの負担を軽減するために彼と同レベルの選手との契約に熱心である」と北ロンドンの名門クラブが、なぜユルディズ獲得に関心を示しているのかその理由について伝えている。また、リバプールに関しても、「モハメド・サラーの将来に疑問が持たれる中で、ユルディズに注目しているとみられる。仮にエジプト代表選手が来夏に契約満了でチームを去ることになった場合、リバプールは間違いなくトップクラスの代役として彼を必要とするだろう」と、長年チームを支え続けてきたサラーの後釜として検討していることを報じている。 一方でユベントスにとっても重要な存在であるのは間違いなく、「契約するのは決して容易なことではないだろう」と述べた上で、「もっともプレミアリーグからのオファーを断るのは難しい傾向にあるのは周知の事実だ。ユベントスとの新契約にサインしたことからわかるように、今のところ移籍を急いでいるというわけではないかもしれない。しかし、アーセナルとリバプールが他のターゲット獲得に苦戦した場合、ユルディズに注目するのは間違いないだろう」と、資金面で優位に立つプレミアリーグのクラブが本腰になった場合、移籍が実現する可能性があると指摘していた。
フットボールチャンネル編集部