タイガーがデシャンボーと絶縁状態!? 理由はLIVへの移籍? それともタイガーの"悪いクセ"?
マスターズ初日にロケットスタートを果たしながら優勝を逃したブライソン・デシャンボー。かつて仲の良かったタイガー・ウッズと絶縁状態にあるようだ。
デシャンボーとジュニア時代一緒に戦った親友が語ったところによると、「タイガーは彼がLIVに行ったことですごく腹を立てた。前は練習ラウンドをすることもあって、僕も同行したこともあったしメールで頻繁にやり取りもしていた。でもLIV移籍後は電話もメールもなくなって会ったとしても一言も話さない」。 かつてはデシャンボー自らの実験を通じ、「もっとも信頼性が高い」としたブリヂストンゴルフのボールをタイガーに薦め、採用されたもの。当時はデシャンボーを"面白い"と評価していたが時は流れ、現在は絶縁状態。 タイガーはメジャー15勝のうち13勝を二人三脚で勝ち取ったキャディのスティーブ・ウィリアムズ氏との関係も絶っている。 今もたまにアダム・スコットのバッグを担ぐこともあるスティーブ氏だが、タイガーには完全にスルーされている。 プライベートでは17年のプレジデンツカップから5年近く付き合ったエリカ・ハーマンさんと別れ、彼女に訴訟を起こされている。19年タイガーが奇跡の復活劇を演じたマスターズでも、ツアー最多の82勝目を挙げたZOZOチャンピオンシップでも隣に寄り添っていたが、ある日彼女が出張から帰ると家中の鍵がかかっており、締め出されたという。一時蜜月を過ごしながら突然決別するのは、タイガーにありがちなパターン。 キャディのスティーブ氏やエリカさんと何が原因で疎遠になったのかはわからないが、スターの生き方は我々が想像する以上に大変なのだろう。そういえばデビュー当時、兄弟のように仲が良かったマーク・オメーラは、「もうタイガーとは関係がない。彼のことは聞かないで」と言っていた。 ジャスティン・トーマスやリッキー・ファウラーとの友情は続くといいのだが……。 ※週刊ゴルフダイジェスト2024年5月7&14日合併号「バック9」より ※2024年4月26日18時30分 タイトルを修正いたしました。
週刊ゴルフダイジェスト