杉咲花の優しい笑顔が“歪む” 『アンメット ある脳外科医の日記』ポスタービジュアル完成
4月15日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』のポスタービジュアルが公開された。 【写真】白衣姿の杉咲花、若葉竜也、井浦新 元脳外科医の子鹿ゆずるが原作を、大槻閑人が漫画を手がける、講談社『モーニング』で連載中の『アンメット -ある脳外科医の日記-』を連続ドラマ化する本作は、“記憶障害の脳外科医”の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。 公開となったビジュアルは、主人公・ミヤビ(杉咲花)の優しい笑顔が印象的なデザインに。だが、その一方で、一部が大胆にも歪み引き延ばされている。時空が歪んだようにそこに佇むのは、失われた記憶なのか、それとも……。 “麻痺”“言語障害”“記憶障害”など、本作には、さまざまな脳の後遺症を負った患者やその家族が登場する。“脳外科医の世界”を舞台に繰り広げられる医療ヒューマンドラマでありながら、“ミヤビの失われた記憶”にまつわるミステリーも物語の大きな軸となる本作。ドラマ本編の世界観が、作りこまない自然さを大切にしながら、見るものに一瞬の“違和感”や“不穏さ”を感じさせるデザインによって表現されている。 そして、ミヤビのかたわらには、彼女を取り巻く登場人物たちの姿が。アメリカから赴任してきた変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)、ミヤビが尊敬する脳外科の権威で、主治医でもある大迫紘一(井浦新)、明るく熱い医療チームのムードメーカー、救急部長の星前宏太(千葉雄大)、自分にも人にも厳しい看護師長・津幡玲子(吉瀬美智子)、野心家な関東医大の脳外科医・綾野楓(岡山天音)、綾野の婚約者で関東医大の脳外科秘書・西島麻衣(生田絵梨花)。それぞれの立場と思惑で、ミヤビと関わる彼らの表情にも注目だ。 ポスターデザインを担当したのは、アートディレクターの吉良進太郎。映画『キングダム』や『東京リベンジャーズ』など、数多くの映画・ドラマのキーアートのほか、人気アーティストのジャケットデザインも手がけている。 “何も変わらない。今の君も、昔の君も。”というキャッチコピーが示唆する、本作の根底にあるテーマや、ミヤビの“本当の思い”とは。 【アートディレクター・吉良進太郎 コメント】 ミヤビだからこそできる笑顔をメインにすることで、医師としても記憶障害のある一人間としても力強く生きていく様を表現しました。ポスター全体として、キャストがそれぞれ違う場所やポジションで葛藤や苦悩がある様を感じてもらえたらと思います。
リアルサウンド編集部