[山口県]県内最大級「無印良品」オープン 下関・ゆめタウン長府に約7000品目
生活用品の製造・小売業「良品計画」(東京)が展開する小売店舗「無印良品」が21日、下関市ゆめタウンのゆめタウン長府1階にオープンした。無印良品としては市内2店舗目、県内9店舗目で、県内最大の売り場面積だ。生活雑貨や衣料品だけでなく、家具や冷凍食品など幅広い品ぞろえが特長で、約7千品目を取り扱う。 良品計画の直営店で、店名は「無印良品ゆめタウン長府」。山口県内最大の人口を誇る下関で、同社が手がける商品を全般的にそろえた“日常使いできる店舗”を構えようと新規出店を決めた。売り場面積は約2050平方メートルで、これまで県内で最も広かった「無印良品フジグラン宇部」(宇部市明神町)の約1880平方メートルを上回る。 紳士・婦人向けの衣料品や雑貨・小物、化粧品などの品数を充実させるとともに、ベッドやソファ、折り畳み式テーブルといった大小の家具、冷凍食品、子ども服や子ども用品などを並べている。1杯100円のセルフ式コーヒーサービスもあり、買い物の場所としてだけではなく、ゆったりとくつろいでもらえる空間としても利用できる店構えにした。国産スギ材を使った商品陳列棚の設置も珍しいという。 角幸治店長(42)は「ギョーザや唐揚げなど人気の冷凍食品もこれからは長府で買えるようになるなど、豊富な品ぞろえとなっている。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけていた。営業時間は午前10時~午後8時。