大阪・なみはや大橋 歩道から眺める「初日の出」に歓声
大阪・なみはや大橋 歩道から眺める「初日の出」に歓声 撮影・編集・レポート:柳曽文隆 THEPAGE大阪
1日の近畿地方は、朝から好天に恵まれ、各地で初日の出を拝む人の姿が多く見られた。大阪市大正区と港区を結ぶ「なみはや大橋」でも、朝から地元住民ら多くの人が訪れ、初日の出があがると同時に歓声が聞かれた。 【拡大写真】暮れ行く2016年 鐘の鳴る展望台から大阪を眺める
同橋は尻無川にかかっていて、高いところで約45メートルもある急勾配の橋として知られており、見晴らしがいい。そのため、脇にある歩道からは通天閣やあべのハルカス、梅田のビル群が見えるなどしており、地元住民をはじめ、知る人ぞ知るスポットとして多くの人が訪れている。 大阪の日の出時刻である同日午前7時5分ごろになると、見物人らは今かいまかと東の空を眺めるが、雲の影響もあってか、なかなか初日の出は拝めない。大阪管区気象台によると、同時刻の同市内の気温は4.4度と寒い。「まだ見えへん」「ほんまに昇るんか」などの声も出だしたが、約10分後、ようやく日の出を拝むことができた。
友人と訪れていた大正区内に住む70代の男性は「いっぺん昇ったら、もう早いで」とうれしそうに語る。その言葉通り、一気に明るさに包まれた大阪の街を見て、歓喜の声や数多くのシャッター音が響き渡っていた。