熊、犬、猫などラテアート 粥見小6年が飯南高で 特産の茶使う 三重・松阪
三重県松阪市飯南町粥見の市立粥見小学校(村井清美校長、81人)の6年生15人は13日午後1時40分から同所の県立飯南高校で、緑茶ラテアート作りを体験した。同校美術部(石山大純顧問、森月穂部長、9人)の8人に教えてもらいながら動物やキャラクターの顔を描いた。 地域の特産品のお茶に親しむとともに、そのPRに取り組む高校生との交流を通じたキャリア教育の一環として初めて開いた。 この日、児童たちは熊、柴犬、猫、パンダ、ピカチュウなどから描く顔を一つ選んで、美術部員のアドバイスを受けながら、地場産の深蒸し煎茶を混ぜた緑茶ラテに、細い棒とスプーンを使って緑茶ラテアートを仕上げた。 弓木咲人君は「パンダを描きました。顔の位置を決めるのが難しかったけど完成したときは達成感があった。飯南にはいっぱいお茶があるのでたくさんの人に飲んでほしい」、猫の顔を描いた杉坂しおりさんは「最初は難しそうだったけどめっちゃ楽しかったです。目が少し大きくなったけど、飲んだらすごくおいしかった」とそれぞれ話した。 体験を終えた児童たちは美術部員らの案内で学校見学も行った。