柏・細谷が今季2得点目でパリ五輪へギア上げる チームは京都とドロー
◇明治安田J1リーグ第20節 柏2―2京都（2024年6月26日 サンガスタジアム） 明治安田J1リーグは各地で10試合が行われ、柏は京都と2―2で引き分けた。0―1の前半42分、パリ五輪世代のFW細谷真大（まお、22）が今季2得点目。大岩ジャパンのエースストライカーが、パリ五輪開幕1カ月前に調子を上げてきた。 細谷が真夏の祭典へギアを上げた。0―1の前半42分だ。U―23日本代表でもともに戦うDF関根の右クロスに反応。ペナルティーエリアで相手と競り合いながら、最後は利き足とは逆の左足でゴール左に押し込んだ。一時同点となる今季2得点目。表情は崩さず、両手を強く握った。 パリ五輪イヤーの今季は、2月25日の開幕戦からもがき苦しんできた。相手はこの日と同じ京都で、1―0の後半42分にPK失敗。以降は不調に陥った。それでも、五輪最終予選の準々決勝カタール戦から2戦連発を決めると、先月15日の湘南戦で今季初ゴールと調子を上げてきた。点取り屋が、さらに勢いに乗ってパリへ向かう。
