『アナと雪の女王』 洋画として4年ぶりの興行収入100億円突破
3月14日の公開以来、数々の話題を提供している大ヒット映画『アナと雪の女王』が、ついに興行収入100億円の大台に乗った。また、観客動員数も800万人も到達。洋画での100億円突破は4年ぶりの快挙となり、“洋画不況”が叫ばれる中、異例のヒットとなっている。この日本での大ヒットを受け、全世界興収は、4月20日の時点で11億2,917万3,000ドルを突破し、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』と『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を抜いて、6位に浮上。アニメーションでの全世界興行収入は、堂々の歴代1位で、この記録はまだまだ更新されそうだ。 [動画]アナと雪の女王=予告編= 公開から1位の座を守り続けてきた週末興行成績ランキングは、動員数こそ6週目で2位と首位の座を明け渡したが、興行収入では1位を堅持。その勢いはまだまだ衰えを感じさせない。4月18日(金)に観客動員800万人を達成し、翌19日(土)には興行収入100億円を突破した(20日までの累計動員は867万9,211名、興行収入107億2,764万1,000円)。ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの作品で、公開37日間で100億円到達は、『アリス・イン・ワンダーランド』の38日間を抜いて1位。公開36日間で動員800万人突破も『ファインディング・ニモ』の42日間を6日も更新しての最速となる。 国内での100億円の興行収入突破は2013年『風立ちぬ』以来だが、洋画としては、豊作だった2010年の『トイ・ストーリー3』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『アバター』以来、実に4年ぶりとなる。また『アバター』が100億円に到達したのが、50日間だったことを考慮すると、その『アナと雪の女王』のペースは驚異的と言えるだろう。日本での興行成績は、全世界50か国で公開されている中で、アメリカに次ぐ第2位となっている。 ゴールデンウィークに向けてさらに盛り上がりを見せる『アナと雪の女王』。「吹替え版3D」の上映も決定するなど、まだまだ話題を提供してくれそうだ。また、興行収入100億円突破に関して、製作総指揮のジョン・ラセター、監督のクリス・バック、ジェニファー・リーがコメントを寄せている。 ■ジョン・ラセター(製作総指揮) 僕たちはみんな、僕の大好きな日本の皆さんが『アナと雪の女王』を大好きになってくれることを心から願っていました。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのスタッフ一同、映画をご覧頂いた皆さんからの温かい声に感謝の気持ちと感激で、胸がいっぱいです。ドウモ アリガトウ ゴザイマス! ■クリス・バック、ジェニファー・リー(監督) 日本の皆さんへ。『アナと雪の女王』の歌やストーリー、そしてキャラクターたちにたくさんの愛情を注いで頂いて、私たちは心から感謝しています。先日東京を訪れる機会に恵まれ、この映画の完成を祝う素晴らしいイベントにお招き頂きました。その時はまるで夢のようなひとときでした。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのスタッフ一同から皆さんへ、オラフのように「あったかいハグ」をお届けします。