鎌田大地がラツィオ退団決意? イタリア紙「すでに来年の決断を下している」 | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース】日本代表MF鎌田大地が、今季限りでラツィオを退団するかもしれない。 ラツィオに所属する鎌田の去就について、現地時間4月9日にイタリア紙『イル・メッサジェッロ』が注目の報道を行った。 昨年8月、鎌田はフランクフルトからラツィオへと完全移籍で加入。マウリツィオ・サッリ前監督から大きな期待を受けての加入とあって、新天地で中心選手となることが予想された。 だが、いざシーズンが始まってみると、鎌田はポジション争いで苦戦。“不動の背番号「10」”であるスペイン人MFルイス・アルベルトが優先起用されることが多く、ベンチを温める日々が続いた。 鎌田の状況に変化が生じたのは、今年3月。同月11日に行われたセリエA第28節のウディネーゼ戦に1-2で敗れて公式戦4連敗を喫したタイミングでサッリ前監督が辞任を発表し、最終的には現役時代にユヴェントスなどで活躍した経験のあるイゴール・トゥドール氏に指揮官のバトンが引き継がれた。すると、“トゥドール体制”で中盤における鎌田の序列に変化が。L・アルベルトが出番を失う一方で、鎌田は中盤の一角として2試合連続で先発出場を果たしている。 しかし、『イル・メッサジェッロ』によると、鎌田はすでにラツィオ退団を決意している可能性があるという。同紙は「すでにカマダはトゥドール新監督に対して、今夏クラブを離れる決意を伝えている」と伝えた。 現在27歳の鎌田とラツィオの現行契約は今年6月30日まで。契約には3年延長オプションが付いていると言われているが、『イル・メッサジェッロ』は「延長オプションが発動されることはなく、カマダはフリートランスファーとなるだろう」と報じている。