竹野内豊、男性が「なりたい顔」5連覇で殿堂入り、西島秀俊・反町隆史“アラフィフ”世代が続く
■初ランクインでTOP3入り 現代の流行に左右されない「男臭さ」を体現
3位は、昨年圏外で同ランキング初登場となった【反町隆史】。現在ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)で、俳優・杉野遥亮とW主演を務めている反町だが、今年は代表作ともいえるドラマ『GTO』が28年ぶりに『GTO リバイバル』として復活し注目を集めたことも、ランキングに急浮上した要因といえる。 そんな反町には現代の流行に左右されない、彼特有の「男臭さ」を理由にあげるユーザーが多い。「男臭いところに憧れている」(東京都/20代)、「ワイルドで優しそうで包容感のある顔がいい」(群馬県/30代)、「今見ても若くて格好良くて、そしてワイルドな風貌が大好きだからです」(北海道/40代)との意見が寄せられた。 彼もまた、上位2人と同じく50歳のアラフィフ世代。「若くても、歳を重ねてもカッコいいのがうらやましいです」(神奈川県/30代)というコメントもあるように、彼のルックスが長い年月を経ても魅力を失わない点が、幅広い世代からの支持につながっているといえる。
■昨年圏外からのランクインは2人 朝ドラ俳優も急上昇
6位にランクインした【岡田将生】。伊藤沙莉主演の2024年度前期のNHK朝ドラ『虎に翼』では、主人公の寅子のパートナー・星航一を演じた。現在もドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)で主演を務めている。 もともとの整った顔立ちや爽やかさで好感度が高い岡田。特に、『虎に翼』で演じた航一は好青年であり、彼の親しみやすさと自然体の演技が幅広い世代に浸透し、好感度がさらに高まった結果、昨年9位から6位へとランキング上昇につながったといえる。 ユーザーからは「バランスが最高」(宮城県/20代)、「整っているし爽やか」(秋田県/30代)、「綺麗な顔で羨ましいと思うから」(東京都/30代)などの声が寄せられた。 昨年圏外からTOP10入りを果たしたのは、【ディーン・フジオカ】と【目黒蓮】の2人。 5位の【ディーン・フジオカ】には、「大人の落ち着きが感じられる整った顔だから」(新潟県/40代)、「知的な雰囲気と上品なお顔立ちに憧れるから」(奈良県/50代)など称賛の声があがっている。これは、彼の海外での生活経験や多言語を話す能力など、実際のライフスタイルともリンクし、知的で洗練された独自の印象から支持を集めたといえる。 8位【目黒蓮】は、Snow Manとしての活動に加え、今年は俳優業もさかんであり、ドラマ、バラエティ、CM等のメディア露出も多かったことから、急上昇したと考えられる。 「普段はカッコよく、はにかんだ時の笑顔が素敵だと思う」(熊本県/30代)、「クールそうだけど優しそうな雰囲気がでてるから」(千葉県/30代)という意見が寄せられ、ふいに見せる爽やかな笑顔や繊細な表情が多くの支持を集めている。 男性が憧れる顔には、単なる美しさだけでなく、内面の魅力やその人が歩んできた人生が反映された深みが求められる傾向がある。今回のランキングで1位を獲得した【竹野内豊】のように、年齢を重ねても変わらない品格や落ち着いた雰囲気が、男性たちの心を惹きつけている。男性の「なりたい顔」の背景には、容姿の美しさに加え、成熟した雰囲気や知的な印象、そしてどこか頼りがいを感じさせる要素も重要視されるのかもしれない。 【調査概要】 調査時期:2024年10月2日(水)~10月10日(木) 調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男性) 調査方法:インターネット調査 調査機関:オリコン・モニターリサーチ