出口クリスタ 柔道を始めるキッカケは“祖母の床屋” 金メダル獲得で「競技者としての柔道から離れる」
パリ五輪柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した出口クリスタ選手が20日、所属会社である日本生命の報告会に登場しました。 【画像】試合に勝利し、雄たけびを上げる出口クリスタ選手 カナダ人の父の母国代表で出場した出口選手は柔道を始めたキッカケについて「父親が自分がハーフだから護身術を習わせたいという気持ちがあった中で、おばあちゃんが床屋をやっていて、師範がそこのお客さんで自分がうろちょろしてたら『柔道やらないか』と3歳の頃に声かけられたのがキッカケで、父親も護身術ついでにやりなよって感じで始めまして」と家族のすすめによって始めたと話します。 「それからはやめる機会を失ってしまいだらだらと続けていったらここまでこられた。先生が怖かったです。怖いからやめるっていえなくて金メダルが取れました」と笑いも交えて話しました。 今後について聞かれると「選考会で勝ち残るためにたくさん試合に出て、ちょっと今は疲れている状態。いったん競技者としての柔道から離れる」と話すと、「ただ、完全に柔道から離れるわけではなくシンプルに柔道をやる人と言ったらおかしいけど、試合に勝つための練習じゃなくて、自分が強くなるためだったり、また今回ダメだったところを直せるような練習をして、その先に次があると思うので、ひとまずちょっとお休みが欲しい」と伝えました。