ニャンとも奥深い! 福岡のねこ写真展で岩合光昭さんに聞いた
ショップに新本
――半世紀以上、ネコを被写体として追い続けている岩合さん。時代の変化を感じるのはどんな時でしょうか。 「世界各地で、古い町並みが消えて、狭い路地が減っているなと感じます」 「ネコの姿が見られなくなった漁港は、実は漁獲量が減っていたり。ネコは『バロメーター』のように、ヒトの暮らしを映し出しています」 「ただ、ネコは(どんな環境でも)たくましく生きている。ネコよりヒトの方が弱いかもしれません」 ◇ 会場では、そうした「たくましく」「しなやかに」生きるたくさんのネコの姿に出会えます。また、一見、ネコがどこにいるのか分からない写真を集めた「日本ネコさがし」のコーナーも。岩合さんも「探してみて」とちゃめっけたっぷりに薦めます。 ショップには、展覧会オリジナルを含む多くのグッズが並びます。写真集「岩合光昭の日本ねこ歩き」(税込み2200円)と、11月に発行された新本「ねこがお」(1430円)は、岩合さんのサイン入りを限定販売。2024年のカレンダー(1430円)もあります。 岩合さんの関連グッズのほかにも、ネコをデザインした食器やアクセサリーなどをそろえています。福岡三越の催事担当者は「ネコが好きな方も写真が好きな方も、幅広く楽しんでいただける展覧会。ぜひ来場を」と呼びかけています。
◆開催概要 【イベント名】 写真展「岩合光昭の日本ねこ歩き」 【会期】 12月1日(金)~12月18日(月) 【時間】 10:00~19:00(最終日は17:00まで) ※入場は閉場1時間前まで 【場所】 福岡三越 9階 三越ギャラリー (福岡市中央区天神2-1-1) 【入場料】 一般・大学生:800円 中学・高校生:600円 小学生以下:無料 ※未就学児は保護者(18歳以上)1人につき2人まで無料。小学生低学年以下は保護者同伴が必要 ※エムアイカード プラス、エムアイ友の会カード、三越伊勢丹ホールディングス株主優待カードの提示で入場無料(本人のみ) 【主催/協力】 実行委員会/NHKエンタープライズなど
読売新聞