レッドブル昇格が叶わなかった角田。(C) Getty Images

　現地12月19日、F1レッドブルは公式サイトを通じて、来季リアム・ローソン（RB）を起用すると発表した。 【画像】「Honda Racing 2024 Season Finale」のトークショーに登場して駆け付けたファンを魅了した角田裕毅を特集！ 　公式サイトを通じて、ローソンは以下のようにコメントを発表した。 「オラクル・レッドブル・レーシングのドライバーとして発表されることは、僕にとって生涯の夢であり、８歳の頃から望んでいたことであり、それを目指して取り組んできたことだ。これまでの道のりは、信じられないようなものでした。VCARBのチーム全員のサポートに心から感謝したいと思います。この６レースは、次のステップへの準備に大きな役割を果たしてくれました。また、クリスチャン、ヘルムート、そしてレッドブルファミリー全員にも、僕を信じてこの機会を与えてくれたことに感謝したい。マックスと一緒に働き、ワールドチャンピオンから学ぶことにとても興奮していますし、マックスの専門知識から学ぶことは間違いありません。始めるのが待ちきれません！」 　また、チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏も以下のようにコメントを残した。 「リアム・ローソンが2025年にチームに加わることを発表できてうれしく思います。Visa Cash App Racing Bullsでの２回のスティントでのリアムのパフォーマンスは、強力な結果を出す能力があるだけでなく、最高の選手と組み合わせ、トップに立つことを恐れない真のレーサーでもあることを示しています。リアムの加入は、レッドブル・ジュニア・プログラム内から昇進してきたチームの長い歴史を引き継ぎ、セバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンなどのチャンピオンシップやレースで優勝したドライバーの足跡をたどります。４度のチャンピオンに輝き、F1史上最高のドライバーの一人であることは間違いないが、リアムはその挑戦に立ち向かい、来年、我々のために素晴らしい結果を出すことができると確信している」 　この発表で角田裕毅（RB）の来季のレッドブル昇格は事実上消滅。来季はRBから参戦することとなる。また、ローソンの後任は現時点では発表されていない。 構成●THE DIGEST編集部