Travis Japanの天然キャラは松田元太だけじゃない 松倉海斗と七五三掛龍也のポテンシャルに注目
七五三掛龍也も律儀さが笑いに繋がる場面が
一方、Travis Japanをよく知るファンにとっては、トラジャの天然キャラと言えば七五三掛を思い浮かべる人も多いだろう。Travis Japanのメンバー紹介楽曲「Unique Tigers」の中でも、七五三掛は〈ゆるふわ天然 キュートなスマイル〉と紹介されている。その天然キャラは、デビュー前に出演していた『芸能界常識チェック!~トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)でも珍回答を連発するなど、バラエティでも早くから注目されていた。最近では、4月30日に放送された人気バラエティ『踊る!さんま御殿!!』に出演した際も、七五三掛の天然キャラが冴え渡った。司会の明石家さんまから「(女性芸人から)今日ごはんでも行きませんか?って言われたらどうする?」という例え話に対して「今日は歯医者の予定が入っていて」と真面目だが少しズレた答えを返し、大きな笑いを誘っていた。 七五三掛の天然キャラは、律儀な性格に由来するところが多い。投げかけられた質問に対して、わからないと答えるのではなく、自分なりに一生懸命解釈して、真面目に回答をした結果、それが質問の意図や正しい回答とズレている、というパターンが七五三掛は多いように感じる。そして、その律儀で一生懸命なところは、多くの先輩に愛されているように、七五三掛の愛されキャラとしての一面にもつながっている。そんな七五三掛が慕う先輩として有名なのは、嵐・相葉雅紀だ。Travis Japanが2015年に嵐のツアーに帯同した際、七五三掛が相葉の衣装替えを手伝う担当になって以来、七五三掛が相葉を慕い、交流を深めて今に至っている。6月19日に、相葉がMCを務めるバラエティ番組『相葉◎×部』(フジテレビ系)のイベント『覆面振付バトル部FES』にTravis Japanとして出演した際には、Travis Japanの代表曲「夢のHollywood」を相葉が一緒に踊り、七五三掛の念願だったステージ上での共演が実現した。思えば相葉も嵐の中では天然キャラとして知られており、律儀な点も相葉と七五三掛は似ている。七五三掛にも、相葉のように多くの人に愛される天然キャラの素養があるのかもしれない。 松田がバラエティで大きく知名度をあげる一方で、STARTO ENTERTAINMENTのイベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』で、体調不良で出演キャンセルしたKing & Prince永瀬廉の代役として髙橋海人と見せたダンスや、『千鳥の鬼レンチャン』で見せた歌のスキル、そしてバラエティとは全く違う印象を見せて大きく評価を上げたドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)での演技など、バラエティでの天然キャラを軸に、松田はタレントとしての総合力を示す形となっている。松倉は先日、川島如恵留とダブル主演した音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』、七五三掛は吉澤閑也とダブル主演したミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』に出演し、俳優としても着実にステップアップしている。松倉や七五三掛が、天然キャラをきっかけに、彼らの持つ高いスキルが評価される日も、いずれ来るだろうと期待される。
恒松エント