吉澤嘉代子「“卒業”“お別れ”といった青春の切なさ、儚さを描きたいなと…」ニューEP『六花』の制作裏話を語る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。3月16日(土)の放送は、シンガーソングライターの吉澤嘉代子(よしざわ・かよこ)さんが登場。3月20日(水・祝)リリースのニューEP『六花』について語ってくれました。
◆青春の“光”と“影”を描いた二部作
――ニューEP『六花』はどういった作品になりましたか? 吉澤:“青春”をテーマに二部作でEPを作ろうと思っていて、去年は『若草』という青春の“光”の部分を描いたEPを作り、2枚目の『六花』では“影”の部分というか、“卒業”“お別れ”といった青春の切なさ、儚さというものを描きたいなと思って作りました。 ――1枚のアルバムではなく、2枚のEPにしたのは“光と影”があったから? 吉澤:そうですね。青春って光と影のコントラストがすごく強いなと思って、なので2枚に分けてみたいなと。 ――光と影、制作はどっちのほうが大変でしたか? 吉澤:光の『若草』のほうは、今まで書いたことがない曲ばかりだったので、ちょっと挑戦でもあったんですけど楽しかったですね。私はいつも、アルバムを作ったりするときに塞ぎ込んじゃうというか、抱え込みすぎちゃったりするんですけど、今回は外に向かっていくような……書く苦しみはあるけど、楽しさもずっとありました。 ――普段の曲作りは、どんなふうにおこなっているのですか? 吉澤:私はタイトルを最初につけることが多くて、そこから“(主人公は)どんな人だろう”“何歳くらいだろう”“どんなものが好きだろう”とかを考えながら、物語を作るように曲を書くことが多いですね。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」3月16日(土)放送より)