「次の首相になってほしくない政治家」ランキング…進次郎氏、石破氏を抑えた“圧倒的1位”は?【20代・30代に聞いた】
4月11日に時事通信が発表した内閣支持率は16.6%で、岸田政権発足以来最低を更新した。岸田文雄首相の自民党総裁としての任期は9月まで。衆議院の任期満了は2025年10月。「そろそろ総選挙では」との声も聞こえてきている。 【ランキングあり】「次の首相になってほしくない政治家」 1位~13位 そこで本誌は「次期首相」についての独自アンケート調査を実施。「次期首相になって欲しくないのは誰?」を、全国の20代・30代の男女500人にきいた。対象としたのは、次期首相としてよく名が挙がる自民党の政治家および、野党党首たち13人。 今後の日本を背負う若い世代が「この人だけはカンベン」と考えているのは誰か?トップ5からみていこう。 【第5位】25票 菅 義偉(自民・前首相) 2020年9月から2021年10月までと、首相在任期間は短かったものの、携帯電話料金値下げや不妊治療の保険適用を実現。また新型コロナ対策への評価も高いのだが…。「なってほしくない」理由は? 「総理大臣時代、功績はあったかもしれませんが、いかんせん口下手。総理になる人にはコミュニケーション能力も必要だと考えます」(29歳男性・会社員・千葉県) 「菅さんというよりは、自民党がダメ。いまの自民党をみていると、結局この人がまたなってしまいそうな感じがするので」(28歳男性・会社員・神奈川県) 「いま75歳。このなかではもっとも高齢。厳しいでしょう」(36歳男性・会社員・大分県) 【第4位】61票 河野太郎(自民・デジタル相) 自民党総裁選には2009年、2021年の2度出馬。2021年には最多の党員票を獲得したものの、決選投票の末、岸田氏に敗れた。Xのフォロワー数は259.5万(4/12現在)で、政治家ではダントツ。 「例の中国企業の透かし問題があったり、中国寄りと思われる面が心配」(28歳男性・会社員・神奈川県) 「マイナンバーやコロナワクチンなど、あまりに強引にものごとを進める人。実行力は認めるけど」(25歳女性・パート・広島県) 【第3位】68票 石破 茂(自民・元幹事長) 3月の時事通信の世論調査では、「次の首相にふさわしい人」のトップに。2008年以来、自民党総裁選に4回出馬している。 「ずっと首相候補と言われ続けて、それでもなれないのは、よほど人望がないのでは」(25歳男性・会社員・愛知県) 「この人が外国に行ってスピーチをしている姿が思い浮かばない。あまり信用できない人だと思う」(30代女性・会社員・東京都) 【第2位】71票 小泉進次郎(自民・元環境相) 父・純一郎の政界引退を受け、2009年の総選挙に出馬し初当選。菅内閣では環境相も経験した。言葉をならべながら中身がまったくない「進次郎構文」は有名。 「総理大臣は人気投票でなれるものではない。今までの仕事ぶりをみていると、とても任せられません」(27歳男性・会社員・愛知県) 「環境相のときの仕事がひどかった。環境保護を錦の御旗にレジ袋有料化、脱プラスチック。生活が不便になっただけ」(24歳男性・無職・新潟県) 「発言がトンチンカンすぎる」(30歳女性・会社員・熊本県) 【第1位】160票 山本太郎(れいわ新選組代表) 2位小泉氏に倍以上の差をつけ圧倒的1位に。タレントから転身し、2013年の参院選で初当選。2019年に「れいわ新選組」を設立した。 「能登の地震でもそうだったが、言動が目立ちたいだけのパフォーマンスでしかない。政策も非現実的で、目先の人気取りのものばかり。首相なんてありえない」(28歳男性・会社員・東京都) 「国会で葬式のパフォーマンスをしたり、とにかくズレまくっている。こんなのが首相になったら日本は破滅する」(37歳男性・会社員・東京都) 「昔は応援していた時期もありましたが、だんだんと思想の怪しさに気付きました」(25歳男性・会社員・神奈川県) 「ベクれてるとか、福島に関するデマの数々、今も忘れていません」(37歳男性・アルバイト・宮城県) 政治に無関心といわれる若い世代だが、ちゃんと意見は持っているのだ。
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