“ジャズる”と話した加藤登紀子

　歌手加藤登紀子（80）が21日、東京・帝国ホテルで、「インペリアル　ジャズ2024」記者発表会に出席した。 　今年で20周年を迎えるジャズの祭典は、8月10日に帝国ホテル大阪、13日に同東京で開催される。 　初出演となる加藤は「やっと声をかけていただきました。古い時代を語る適切なゲストです。日本のポップスの夜明けを支えたのはジャズだったことを皆さんにお伝えできたらいいなと思います」と話した。「“ジャズる”なんて言わないかもしれないけど、ジャズは生きることを楽しむ、今という瞬間を華やぐものにするものなので、楽しみにしていただきたい」と意気込んだ。 　当日はビッグバンドをバックに歌う予定。「唯一無二。今までやっとことがないセッションです。オーケストラとは共演して来たけど、ジャズは初めてなので楽しみしています」と自らも楽しむ姿勢をみせた。 　同じく初参加となる演歌歌手の神野美伽（58）は「お声がけいただいたことがうれしくて、素晴らしいボーカル、演奏を聴けることが私自身も楽しみ。自分らしいジャスの世界を表現できたらいいなと思っています」と話した。 　プロデューサーでもあるスインギー奥田は「20年間ここでしか見られない組み合わせを作って来ましたが、音楽的な出自を見極めて作って来ました」とし、今回の見どころの1つとして加藤登紀子を挙げた。