【DEEP】メガトン級日本勢が3連勝! 水野竜也がSAINTにTKO勝ち、赤沢幸典がTKO勝ち、稲田がトーマス極める
2023年11月23日(木・祝)東京・ニューピアホールにて『DEEP TOKYO IMPACT 2023 6th ROUND』が開催された。 【写真】水野は強烈なヒザ蹴りをSAINTに突き上げた ▼第10試合 DEEP メガトン級 5分3R 〇水野竜也(フリー)103.15kg [2R 0分17秒 TKO] ※パウンド ×SAINT(Y&K MMA ACADEMY)11.20kg ▼第9試合 DEEP メガトン級 5分3R 〇赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)107.2kg [2R 2分39秒 TKO] ※パウンド ×ハリー・KIMURA(KICK PUNCH SUBMIT) ▼第8試合 DEEPメガトン級 5分2R 〇稲田 将(ISHITSUNA MMA)104.3kg [1R 0分37秒 アメリカーナ] ×トーマス(Y&K ACADEMY)107.2kg 今大会のメインカード3試合はメガトン(無差別)級。 第8試合で稲田将(ISHITSUNA MMA)がトーマス(Y&K ACADEMY)をわずか37秒、アメリカーナで極めると、セミでは赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)が、キムラロックを得意とするハリー・KIMURAの腕がらみを防いで、2R TKO勝ち。 メインでは、ライトヘビー級から転向した水野竜也(フリー)とSAINT(Y&K MMA ACADEMY)が対戦した。 メガトン級で7月に酒井リョウに1R TKO負けした水野竜也が再起戦。2021年6月に酒井リョウを43秒KOし、同年10月のRIZINでスダリオ剛に左フックで敗れたSAINTと対戦する。 1R、サウスポー構えの水野に、オーソドックス構えから右を振るSAINT。左ハイから詰めるが、水野は左インロー。SAINTの飛び込みに右を合わせてシングルレッグへ。 金網掴みバランスを保つSAINTに足を持ち上げテイクダウンの水野だが、すぐに立つSAINTは、ヒザ蹴り。しかしローブローに。再開。すぐに詰めて左を当ててダブルレッグテイクダウンは水野! SAINTの立ち際にバックを奪いに行くが、SAINTは背中をつけて正対。ガードを撮る。上の水野は右のパウンドを強打! 左で枕にタイトに巻くとSAINTの息遣いが荒くなる。 2R、水野の足を濡らす行為に「注意」。先に詰める水野は左ストレートを当ててSAINTを崩すと左ヒザも、亀になるSAINTにサイドバックからパウンド! 打たれ続けるSAINTを見てレフェリーが間に入った。2R 17秒、水野がTKO勝ち。 試合後、水野は「メインまで見てくれた皆さんありがとうございました。皆さんの応援のおかげで戦えています」と語ると「SAINT選手が挑戦者有力候補と出ていました。それに勝ったから、もう1回、タイトルマッチをやらせてください。次(酒井リョウの次戦)、決まっている? ダハッ、その後でやらせてください!」と語った。 試合後、水野はバックステージで「メインじゃなければローブローは心が折れていたかもしれないです。初のローブローでこんなに痛いのかと。勇気を持ってその後に前に出られたことが勝利につながった」「7月のタイトルマッチの経験を経て、まだ強くなって、2024年にチャンピオンシップにからみたいです。(BLACK COMBATとの対抗戦で)DEEPのチャンピオンが負けたことはすごく悔しい気持ちがありました。何が何でもヘビーでしっかりベルトを獲って、BLACK COMBATに殴り込みたいです。今日の相手に勝ったからこそ、発言したいと思いました」と語った。