<街ぶら>G20大阪サミット会場をぶらり だんじりから串かつまで大阪の文化・魅力を伝える空間に注目
<街ぶら>G20大阪サミット会場をライブ中継でぶらり 大阪の文化・魅力を伝える空間も
大阪市住之江区のインテックス大阪で28日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開幕した。世界各国の首脳を迎える会場には、各国の報道陣が集結した巨大な国際メディアセンターや、報道陣に大阪の魅力を伝えるブースも用意されている。いま大阪でいちばん熱い場所を、ライブ中継で紹介する。詳しくは動画で。 【中継録画】G20大阪サミット会場をぶらり 大阪の文化・魅力を伝える空間や報道陣であふれかえる国際メディアセンターへ
インテックス大阪周辺は、周囲を高さ3メートルの塀で囲まれ、各都道府県から駆けつけた大勢の警察官らが警備にあたるなど、厳戒態勢となっている。しかし、手荷物検査などを受けた後、会場に入ると、岸和田のだんじりや神輿などがズラリ並ぶ空間も。さらに進むと、大阪のグルメなどがたくさん集まった空間も用意されている。
会場内には各国の報道陣の取材拠点となる国際メディアセンター(IMC)もあり、関係者によると広さは約2万5千平方メートル。テレビ・新聞各社の専用ブースのほか、1200席にも及ぶワーキングスペースが用意され、センター内の各国首脳の到着情報などを確認する姿が多くみられた。 国内のテレビ各局などは、情報ワイド番組で中継を行ったり、各国のメディアもこのメディアセンターの様子を伝えるべくカメラ撮影を行っていた。
食堂などでは世界各国から集まった報道陣に大阪・関西の名産品をアピールするコーナーが用意されるほか、センター内の軽食コーナーでは、おにぎりや助六寿司、パンや飲み物などを提供。「岩おこし」など大阪名物のお菓子も用意され、記者たちはそれらを味わっていた。 筆者の近くの席にすわっていたアメリカから男性記者は、おにぎりをほおばりながら「おいしい」という反応をみせていた。特に「串カツとお好み焼きは気に入った。昨日も新聞に食べてるところが掲載されて、いい記念になった」と話していた。 軽食コーナーでは木材ストロー、紙製ストロー、再生プラスチックで作ったトレーなどが用意されていた。関係者によると、G20大阪サミットではゴミを減らすため「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」の考えに基づいて、プラスチックスマート及び、ごみの分別、リサイクルに積極に取り組んでいくとしている。また、飲み物はペットボトルではなく、缶の製品が多かった。これも環境に考慮したものだと関係者は話していた。