「信じて待っている浜田さんのためにも...」松本人志の会見を後輩が待望も「やはりできない」裏事情
騒動発覚直後にX(旧Twitter)に「事実無根」と投稿し、1月22日には『週刊文春』を発行する文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めて提訴した『ダウンタウン』の松本人志だが、その間、彼自身の動向が伝えられることはなかった。 【画像】すごい…!松本人志 乱痴気不倫飲み会「衝撃のウマ乗り」内部写真…! そんな中、1月31日にアメリカ在住のたむらけんじが自身のラジオ番組『たむけんがLAにいるよ~!』に出演し、自身が女性を松本に上納したとされる“アテンド”疑惑について改めて言及した。たむらは冒頭で、 「今回、こうやってしゃべるのに僕、松本さんにもう1回、確認の意味も込めてご連絡したら、松本さんもそれを認めてはって、今回しゃべることも好きにしゃべっていいよと言っていただきました」 と、松本と連絡を取ったと語り、改めて疑惑について否定した。これに対しSNSは、 《それを松本が自分の言葉で言えばよかったんだけどね》 《松本氏の手下にあたる方の発言は証拠能力がないと思います。庇い合いがかえって松本氏の立場を危うくしている》 などと、かえって逆効果だったとする意見が大半だった。 「1月21日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)でビートたけしさんが『それで(報道で)やられたら、記者会見すぐやるべきだよ。「そういうことしました」って言えばいいんだよ、お笑いなんだから』と呼びかけたことで、SNSでは『やはり会見はすべき』という論調が主流になっていました。そこへ来て、たむらさんのこの発言は、かえって松本さんの戦い方として矛盾を曝け出す形となってしまったのです。 訴訟を起こしているのに、『好きにしゃべっていい』と本当に松本さんが言ったのだとすれば、聞く側からすれば、『たむらさんの言葉は松本さんが言わせているのではないか』と勘繰ってしまいます。それに発言内容によっては裁判に不利になるかもしれないのに、松本さんの担当弁護士はたむらさんが自由にしゃべることを許可したのでしょうか。疑問が残ります」(民事訴訟に詳しい全国紙記者) 1月26日深夜に放送されたMBSラジオ『ごぶごぶラジオ』では、相方の浜田雅功が初めて松本に言及。「あの人の代わりはいないんで」と語ったことで、 「信じて待つ浜田さんのためにも、松本さんには早く会見を開いてほしい」 という声が後輩たちの間でも上がっているという。それでも、 「彼の過去の発言やプライドの高さを考えるとやはり会見は難しいのではないか」 と、民放テレビ局情報番組の制作担当者は語るのである。 「松本さんはこれまで『ワイドナショー』(フジテレビ系)などで、不祥事に関する会見についても見解を語ってきています。宮迫博之さんの『闇営業問題』の際にも批判しています。そういう経緯を考えると、どうしても自身へのブーメランになることは避けられない。やりたくても、できないということだと思います」 ’20年1月12日の『ワイドナショー』では、保釈中にレバノンへ逃亡し、首都ベイルートで会見を開いた日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告について言及。ゴーン被告は、自らの逮捕は日産社内の陰謀だとして非難したことを伝えた。これに松本は、 「そもそもは自分に非があるわけですよ。それを日本の司法のせいにして、勝手に記者会見を開く。このやり口は、宮迫と似てますよね」 と指摘。闇営業騒動で当時、活動自粛中だった宮迫博之の名を挙げ、スタジオの笑いを誘っていた。 「松本さんは闇営業をアテンドしたとされる後輩芸人や、一緒に闇営業に参加した他事務所の後輩芸人を置き去りにして、自己保身のためだけに会見を開いた宮迫さんを批判したわけです。 ことの真偽は別にして、今回の松本さんの訴訟も、アテンドしたとされる『スピードワゴン』の小沢一敬さんや他の後輩芸人を置き去りにして、自己保身に走っているように見えているかもしれません。それほど構図がよく似ています。会見を開くと宮迫さんのように、さらに火に油を注ぐ可能性があります」(前出・担当者) 『アンジャッシュ』の渡部建然り、芸人が謝罪会見を開いて成功した例はほとんどない。やはり会見は開かない可能性が高そうだ。
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