Kiramune所属アーティストが魅せた! 興奮と驚きの連続となった『キラフェス2024』
KAmiYUの活動継続宣言にファン大歓喜!
後半は、神谷と入野の二人組ユニット・KAmiYUが歌う「心の扉」で幕開け。背中合わせで歌ったり、腕を組んだり、ハイタッチしたりと仲の良さそうな二人に観客のテンションはヒートアップ! Kiramuneレーベル15周年を記念した餅つきも行われ、ステージ中央に置かれた臼に入った餅を入野が杵でついて神谷が返すというパフォーマンスで会場を盛り上げた。 そんなKAmiYUは神谷の口から「KAmiYUはなんとなく好きなタイミングでやるかもしれません(笑)」と嬉しい継続宣言が! 入野からの「『KAmiYUやりたいな』って話をしたらいいよと言ってくれて」と前向きな発言に会場からは歓喜の声に包まれた。 さらにここでKAmiYUの新曲「Mellow×Mellow」の初お披露目という嬉しいサプライズも。歌い終わった後にスクリーンに映し出された「続」の文字に、観客たちは喜びと安堵の拍手を贈っていた。 前半と打って変わって「Dance in the Twilight」といったクールな選曲と大人の雰囲気を見せてくれたSparQlewのステージの後は、江口がソロでステージにサプライズ登場! 「みんなたっぷり『GUI GUI』してください!」とアナウンスするや、「Carnival」をノリノリで歌い、観客と楽しくコール&レスポンス。「Good Unite Infinity」では、歌の途中で乱入してきたKAmiYUの二人とステージ上で組んず解れつのプロレス大会を繰り広げるなど、やりたい放題な江口の姿に観客は大爆笑となっていた。 ここからは浪川が新曲「Like it Like it」を笑顔で歌ったり、岡本が和服姿でステージに登場し新曲「雷光」を歌いながら手にした扇子を軽やかに舞わせるパフォーマンスを披露したりと新曲ラッシュ! さらに柿原も新曲「Give It To Me」を熱唱すると、ダンサブルな楽曲と格好良さに振り切った歌声に会場の誰もが酔いしれていた。 そしてついに入野の『キラフェス』最後となるソロステージが「行くぞ!」の掛け声と共にスタートすると、「Overdrive」を力強く熱唱。続いて、「ライフダンサー」ではサブステージに置かれたベッドから、目覚ましのベルと共になんと寝ぼけ眼の岡本が登場! 自宅にいるかのような和気あいあいとした雰囲気で、楽しそうにくつろぐ二人の姿に観客たちもほっこりとした様子となっていた。 入野のMCでは「15年間本当に楽しかったですし、この光景を見るのは最後なんだなと思うとすごくさみしくて」としみじみコメント。声を震わせつつKiramuneメンバーに「愛してるよ、ありがとうみんな!」、そして観客に向けて「苦しいこととか嫌なことがあったら今日のことを思い出します。15年間本当にありがとうございました!」と感謝の想いを語った。 そんな寂しいムードを吹き飛ばすように、入野は自身のメドレーに乗せて通路を電動バイクや自転車で大爆走する一幕も。「しんみりできませーん!」と笑顔いっぱいで自転車を漕いで客席に手を振っていた入野だったが、途中から自転車で会場を飛び出し、エントランスを抜けて野外の駐車場へ。そのまま車に乗り込んで去って行くという予想外のオチに会場は驚きに包まれた。 こうして大盛り上がりとなっていたライブもついにクライマックスへ。二日連続でトリを飾ることになった神谷がキラキラと輝く衣装で登場し、「ラストスパートです! さあ、最後の盛り上がりにこんな曲を用意させてもらいました」と呼びかけながら、新曲となる「ironic truth」を歌うと、アリーナの熱気は最高潮に。ラストはライブ初日の開幕曲の「ワヲ!」でフィニッシュ! 「ワヲ!」で始まり、「ワヲ!」で終わるという心憎い演出に、観客たちは大満足といった様子だった。 アンコールでは、出演メンバーが勢揃いした“re Kiramune☆All Stars”で、「キズナファンファーレ」や「EVER DREAM」などを次々と熱唱。トロッコに乗って楽しそうにハイタッチをしたり、肩を組んだり、ハグをしたり、さらにはステージや通路を練り歩いたりと、誰もが笑顔いっぱいに会場を盛り上げていってくれた。 MCを挟んでの「Endless Notes」の後は、メンバー全員が心を一つにして「僕らの描く未来」を歌いフィナーレへ。興奮と感動が会場を満たしていく中、「ありがとう!」と手を振りながらメンバーたちが一人ずつステージから去って行き、最後に一人残った入野が「心の底から愛してるぜ!」と大絶叫。これに観客が大きな歓声と拍手で応え、5時間に渡って繰り広げられたメモリアルなライブは、大盛況のうちに終演を迎えたのだった。 (C)Kiramune Project
ライター 川畑剛