スパイス30種類 こだわりのキーマカレー 付け合わせで風味の変化も楽しめる
[胃心地いいね](777)Columbia8那覇店 那覇市久茂地3-25-19 那覇市久茂地の「Columbia8」那覇店では、30種類以上のスパイスをふんだんに使ったキーマカレーが楽しめる。本店は大阪府にあるが、同市出身の新田友佳さん(36)が2022年11月に那覇店をオープンした。「ここでしか食べられない味」と胸を張る。 【写真】「ここでしか食べられないキーマカレー」と胸を張る新田友佳さん 「Columbia8」本店は08年に社長の荻野善弘(オギミ~ル☆)さんが大阪府で開店。現在は大阪を中心に計6店舗を構える人気店だ。 新田さんは一人で飲食店を持つのが夢だったという。沖縄の小料理屋でアルバイトしていた時、本店の常連だった知人から「沖縄でこのお店をやったら面白いのでは」と勧められた。 紹介を受けて荻野社長に会うと「看板メニューのキーマカレーに思いを全て詰め込み、名刺代わりにしている姿に感銘を受けた」。人柄に引かれ、フランチャイズ形式で那覇店を始めることになった。 店の代名詞は、カルダモンを中心に30種類以上のスパイスを使ったキーマカレー(千円)。独特な香りと、程よい辛さが口の中でふわっと広がる。 カレーに付くシシトウをかじりながら食べると苦みで味覚がリセットされ、よりスパイスの香りを感じやすくなる。さらにインゲンの塩漬けで「塩み」、タマネギで「酸味」、レーズンで「甘み」を与え、口に運ぶごとにスパイスの広がり方が変わる。 キーマのベースにフォーを合わせたヌードルライス(1100円)や、ぴりっとしたより辛口が特徴のキーマカレー「花火」(千円)などもある。 お店の香りを知ってほしいと、初来店時に注文できるのはキーマカレーとヌードルライスの2種類のみ。新田さんは「ぜひキーマカレーから食べてほしい」と推す。キャッチコピー“カレーしか考えられへん”ようになるのは間違いなしだ。 (社会部・玉城日向子)=金曜日掲載 【お店データ】ランチは月~土曜日の午前11時~午後3時。ディナーは月~金曜日の午後6~9時。日・祝定休。駐車場なし。電話098(869)1158